カブで朝日鉱泉にいってきました。前編

ひさしぶりに、カブで朝日鉱泉付近を散策してきました。
このエリアは走り込んでいるつもりでしたが、また新たな発見がありました。
近場で冒険エリアを見つけることができるのは、小さいBikeの特権ですね。
それではその顛末を、前編と後編にわけて書いてみたいと思います。

ひさしぶりにカブで走りました。

今月初めの連休に、カブで朝日鉱泉まで走ってきました。
900SSのハンドルを換えてから、そのポジションが気持ちよくて乗るのは900SSばかり。
カブで走るのは今年の4月末以来、約半年ぶりです。

あまり天気が良くない連休でしたが、中日の8日は朝からいい感じの秋晴れでした。
この日は寝坊してしまったので、すこしおそめの11時前に出発です。

今回は野営ごっこをしたいので、荷物が多めです。
焚火台とノコギリ、そしてお義父さんが使っていたナタも括り付けました。
チャンスがあったら、焚火をしてみたいと思っています。

市内を抜け、県道49でいつもなら作谷沢から朝日町に抜けますが、この日は工事で通行止。
そこで、玉虫沼経由で県道18にでて朝日町に向かいます。
途中、朝日町のスーパーによって食材を買い出ししました。

霜降りの山形牛を164gほど、今回のプライパンならこのサイズがベストですね。
あまり高い肉は買わないのですが、この日は量より質の路線です。

霜降り肉をカブに括り付けて、目的地に向かう県道289に分け入ります。

連休中の県道289は、交通量が多かったです。

県道289を西進し、ゲートを抜ければ本格的な山道です。

4月に訪れたときは新緑でしたが、今回はすこし秋の雰囲気ですね。

途中の木川ダムは、予想に反して放流中でした。
お彼岸過ぎから雨が多かったことが影響しているのでしょうか。

しかし、今回は連休のためか妙にクルマが多いです。
突然、対向車が登場したりするので、いつもより慎重にBikeを走らせます。

県道を登っていくと、前方に黄色ナンバーのカブが走っていました。
同じ市内のナンバーですので、同好の士なのかもしれません。
そんなこんなでマッタリと、前行くカブの後ろをついていきました。

すこしトラブルはありましたが、無事に目的地につきました。

今回は大井沢方面に抜けるのではなく、朝日川に沿って朝日連峰の登山口方面に寄り道です。
Googleマップでみると、この先に「朝日鉱泉ナチュラリストの家」というお店があるのですね。
山小屋なのかカフェなのか、とにかくすごい山奥にあって評点がとてもよいお店です。
マップでみつけてから興味津々、どんなところなのか確かめることにしたのでした。

登山口方面の道は、普通にダートです。

このような山道はひさしぶりで、とても気持ちいいですね。

20分ほど走ると、この先、橋が崩落で通行止めでした。
さて、ゲートを突破するかどうか迷いどころです。

先行していたカブの人も、ゲートの前で考え中でした。
お互い声をかけて、どうしたモノかプチ相談です。

ちなみにそのお方、御年73歳のロングライダーで春まではハーレーに乗られていたとのこと。
孫を載せて400kg超の車重が体力的に厳しくなり、最近カブに乗り換えたのだそうです。
現行モデルのカブは、元々50ccのエンジンを70ccに載せ替えたといっていました。

とにかく、そのロングライダー、なかなか饒舌な方です
最終的には地図を取り出して、これからカブで走りたいルートを熱く語ってくれました。
乗り始めて3ヵ月とのこと、たぶん一番楽しいときなのだろうと思います。

しばらくすると、ゲートの向こうからオフロードバイクの3人組がおりてきました。
話を聞いてみると踏破は無理、ただカブなら行けるかもしれないとのことです。
また、ナチュラリストの家までは問題ないとのことなので、ゲートを突破することにしました。

そして、ゲートから数分走ったところで目的地に到着しました。

はじめての、朝日鉱泉ナチュラリストの家です。
これまでの山道からは想像できないような立派な建物で、ちょっとびっくりですね。
基本的には山小屋のようですが、食事などもできるようです。
駐車場にカブを停めて、さっそっく中に入ってみました。

カブで朝日鉱泉にいってきました。後編に続く