ベトナムキャリアの共振対策
川崎の友人が送ってくれたカブのベトナムキャリア。
無事に修理して取り付けできましたが、ビビリ音が凄いです。
このままでは、またキャリアが壊れてしまいそうなので対策をしました。
3速50km/hで共振します。
川崎市に住むカブ乗りの友人が送ってくれたカブのベトナムキャリア。
壊れた部分も無事に溶接できて、いい感じに取りつきました。
しかし、走り出すとビビリ音がすごいです。
どうやら、キャリアがBikeの振動を拾って共振しているようですね。
とくに、50~60km/h付近は、どこか壊れてしまったのかと思うほど唸ります。
50~60km/hという至福の速度域であのビビリ音は、正直ドン引きですね。
ニケツした息子からも、あれはヤバいと指摘を受ける始末です。
ということで、さっそく手直しすることにしました。
ビビリ音の元をブロックです。
いろいろと乗ってみると、2速と3速ではビビるときの速度が違います。
つまり、共振はエンジンの回転数に影響しているのですね。
結局、このビビリ音の元凶は、エンジンからの振動ということなのでしょう。
そして、このキャリアはエンジンに直結ですね。
であれば、ビビリ音の元をブロックすることで共振が抑えられそうです。
キャリアの締結部分にゴムをはさめば、振動をブロックすることができるでしょう。
材料は工具箱に転がっていた2mm厚のゴム板、これをワッシャーに合わせて切り出します。
あとは、キャリアと取り付けステーの間に挟んで締結するだけですね。
ブロック効果を高めるために、ステーとBike本体を締結する部分にもゴムを挟みます。
ネジを締め込むと、いい感じでゴムが潰れて固定されました。
あらためてキャリアの構造を眺めれば、ビビリ音も必然という感じがしますね。
キャリアの溶接が外れたのも、たぶんこの共振が原因でしょう。
いずれにしても、このキャリアは共振対策が必須だと思います。
結果は上々です。
ゴムの取り付けが終わったところで、さっそく試運転です。
そうしたところ、ピタリとビビリ音が収まりました。
ここまで読みがビンゴだと、とてもうれしい気持ちになりますね。
まだ共振域ではキャリアが震えますが、不快音を発することはありません。
もちろん、共振も以前と比べたらずっと少ないです。
エンブレでちょっとビビるときもありますが、これなら許容範囲ですね。
午後からは柴犬のカリンを乗せて、トリミング屋さんまでいってきました。
そこで、ベトナムキャリアの新たな使い方を発見です。
なんと、彼女のお散歩バッグがシンデレラフィットですね。
このバッグ、取っ手が長いのでフックが使えず、いつもハンドルにぶら下げていました。
ベトナムキャリアなら、脱着もかんたんでナイスですね。
次回はこの布陣で、カリンと河原まで水遊びに行きたいと思います。