母成グリーンラインを走ってきました。(後編)
900SSのハンドルとブレーキホースの交換が終わったところで、走りに行ってきました。
吾妻スカイラインを抜けて、いよいよ目的地の母成グリーンラインです。
後半は、交換したハンドルにも慣れてきて、楽しい走りになりました。
結局のところ、南会津から塩原に抜けて、そこそこのロングを堪能することになりました。
母成グリーンラインを走ってきました。(前編)はこちら。
母成グリーンラインは、とてもマイルドな峠道でした。
吾妻スカイラインを抜けたところで小休止。
そのあと、R115を西にすこし進めば、いよいよ母成グリーンラインの入り口です。
この母成グリーンラインは、かつての母成峠を通るワインディング。
戊辰戦争のときに、新政府軍がここを通って会津を攻めたことで有名な峠道ですね。
実際に走ってみると、戊辰の戦跡がある峠は、思っていたよりもずっと北寄りでした。
そして、高低差をあまり感じない、とてもにマイルドな峠道でしたね。
戊辰のときは、会津軍の裏をかいて脇街道の母成峠を進軍したというのが通説です。
それプラス、大砲などの重機運搬を考えると、こちらの方が都合がよかったのかもしれません。
最短の中山峠(現在のR49)はトンネルになっていることからも、母成峠より急峻そうですしね。
そんなことを考えながらつらつら走っているうちに、磐梯熱海に到着です。
この時点でまだ昼前でしたので、もうすこし足を延ばしてみることにします。
母成グリーンライン同様、これまた一度走ってみたかった猪苗代湖東岸を走ってみました。
この県道9号線は、サンドイッチマンのTV番組でその存在を知りました。
猪苗代湖界隈にこんなにいいルートがあったとは、いままでぜんぜん知りませんでした。
R294からR118で、南会津に向かいました。
猪苗代湖の東岸を抜け、湖南町で一度目の給油のあとはR294で再び南下します。
このR294も、白河口というかつての会津に向かう街道ですね。
地図でみるとただの平地のように思えますが、これがなかなかの山道でびっくりしました。
峠はトンネルですし、戊辰のときに会津軍がここの守りを固めたというのもよくわかります。
そして、このあたりから新しいハンドルにもだいぶ慣れてきました。
まずは、背筋を伸ばしたフォームにすると、首や腰に疲れがきません。
そして、外側の肘をタンクに当てると、めちゃくちゃいい感じでBikeが曲がります。
ということで、Bike走らせるのがとっても楽しくなってきました。
当初は、R294から白河に抜けて帰るつもりでしたが予定変更です。
R294からR118で南会津方面へ、もうワインディング三昧の走りになりました。
大きなトラブルもなく、無事に走り切ることができました。
R118で下郷町に抜けて、そこからはR121で会津田島です。
ここにくるのは今年3回目、そしてまた次週もカブで来る予定になっています。
前回は泣きの2速セル押し掛けでしたが、今回は普通に走れるのがうれしいですね。
山王トンネルを抜けたら、R400から塩原に向かいます。
ここを走るのは18年ぶりぐらいです。
あいかわらず、紅葉がとてもきれいでした。
そして、峠を抜けると塩原の温泉郷です。
ひさしぶりの温泉郷は、南側にバイパスができたのですかね?
東に向かうクルマの渋滞は相変わらずで、やはりここは関東園なのだという感じです。
そして、西那須野塩原ICから高速ですね。
新しいハンドル、前傾がバッチリ決まって最高です。
あのハンドル交換の苦労が報われて、とてもうれしいですね、
自宅には、17時半に帰還できました。
ひさしぶりのノントラブルな走りでした。
全走行距離518km、すこし短めですが良いラストランになりました。
あとは洗車をして、来シーズンまで900SSはお休みになります。
そして、あのハンドルに見合うように、今冬はすこし体力強化したいですね。
それと、腹回りもすこし凹ませないとと思っています。