韓流ドラマあるある話
夏にNetflixに加入してから、ずっと韓流ドラマをみています。
有名どころの作品を中心に日々楽しんでいますが、いろいろ気になる部分もでてきますね。
今回は、そんな個人的に感じる韓流ドラマならではの特徴を書いてみたいと思います。
2ヶ月で3本のドラマを鑑賞しました。
8月にNetflixに加入して以来、ここ2ヶ月は韓流ドラマ三昧です。
手始めに梨泰院クラスをみてドハマり、これはいまだに抜け出すことができません。
その後も、トッケビ、そしてヴィンチェンツォと、立て続けに話題作を観ました。
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それで、韓流ドラマの特徴は、やはりそのストレートな感情表現ですね。
それは、ストーリ展開や登場人物のキャラ設定など、すべてに一貫していると思います。
なので、観ている側のカタルシスが半端ないのが、なんといっても一番の魅力でしょうね。
この辺りは、人物の心象を繊細に描く日本のドラマとは一線を画する部分だと思います。
かといって、作り込みが雑かといえばそんなことはなく、逆によく練り込まれていて。
これではハマるのもいたし方なしという感じですね。
そしてドラマを観ていると、やはり韓流ならではの気になる部分がでてきます。
今回はその辺りのことを、つらつらと書いてみたいと思います。
みんな、ポケットに手を入れている。
まず、個人的にどうしても気になるのが、このポケットに手の部分ですね。
韓国ドラマでは登場する老若男女は、その多くがポケットに手を突っ込んでいます。
これは、梨泰院クラスのセロイしかり、イソしかり、スアしかり。
あるいは、トッケビのトッケビにウンタク、またはヴィンチェンツォの面々しかり。
みなさん、いかなるときでも長い上着のポケットに手を突っ込んでいるのですね。
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これについては、ネットで調べても明確な答えは出てきませんでした。
韓国は寒いところなので、ポケットに手を入れるのがデフォルトとの話もあります。
でも、だったら日本でも、冬場の状況は同じですよね。
これについては、たぶん日韓におけるマナーの違いなのだと思います。
要は、韓国ではポケットに手を入れていても無礼にはならないのでしょう。
ちなみに、あれだけ寒そうなのに、みんな素手というのも気になります。
そんなに寒いのなら手袋をすればいいのになぁと、個人的にはそう思ってしまいますね。
余談ですが、韓流ドラマには冬のシーンが多いです。
特に、重要なラブシーンでは、必ずと言っていいほど粉雪が舞っていますね。
逆に、夏場のシーンがほとんどないのが、個人的にはかなり謎です。
切ないシーンを盛り上げるのには、粉雪はマストアイテムということなのでしょう。
状況の整合性よりも感情表現を優先させるところが、やはり韓流ならではだと思います。
屋上のシーンが多い。
これも、韓流ドラマの特徴ですね。
主人公たちが重要なことを語らう場面として、ビルの屋上がよく使われます。
これについては、ソウルの夜景事情が関係していると思いますね。
屋上のシーンは夜であることが多いのですが、そのバックの夜景が本当にキレイです。
地図で見ると、ソウルの南山タワー付近は山なのですね。
そして、そのふもとの解放村あたりも高台で、ソウル市街が広く見渡せるようです。
なるほど、これなら低いビルの屋上からも、素晴らしい夜景を楽しめることでしょう。
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この街の真ん中に山があるという地形は、ソウルならではの特徴だと思います。
同じ大都会でも、ニューヨークやロス、東京や上海にはないシチュエーションですね。
東京では高層ビルの窓越しで楽しむ夜景が、ビルの屋上から直接眺められるのは魅力です。
いつかソウルを訪れて、その夜景を心ゆくまで楽しんでみたいモノですね。
なぜか片親ばかり。
これについては、日本のドラマにも通じる部分があるかもしれませんが。
でも、韓流ドラマの片親率は尋常ではないと思います。
少なくとも前述の3作品には、両親が揃った登場人物は皆無です。
また、孤児という設定もよく出てきますね。
たとえば、梨泰院クラスのスアや、あるいはトッケビのウンタクなどなど。
日本のドラマと比べて、孤児院が出てくる場面もけた違いに多いと思います。
これもまた、ストレートな感情表現のひとつなのでしょうね。
片親の方がより親子の情を表現できるでしょうし、孤児ならその切なさもわかりやすいです。
両親との微妙なズレなどを表現する日本のドラマとは、やはりスタイルが違うと思いますね。
刑務所がよく出てくる。
これも、個人的にはなかなか気になる部分です。
日本のドラマにも、警察や検察の取り調べシーンはよく出てきますが。
でも、刑務所のシーンは、あまりないように思いますね。
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一瞬、韓国では刑務所に収監される人が多いのかなとも考えましたが。
でも、そんなことはないですよね。
たぶん、これもストレートな感情表現を盛り上げるがための演出なのだと思います。
ちなみに、日本で刑務所が出てくる作品は、そのほとんどがシリアスモノですが。
韓流の場合はもう少し軽くて、収監も過去の挫折のひとつぐらいの描かれ方ですね。
このあたりの違いは国民性からくるモノなのか、私にはよくわかりません。
個人的には、前科者でもキチンとやり直しがきくという筋書きは悪くないと思っています。
後出し展開で視聴者もだまされる。
突然、意表を突くようなストーリ展開で、観ている側もちょっと混乱して。
でも、実はあのときの続きはこうだったと、以前のエピソードが後出しされる。
このパターン、韓流ドラマに多いですよね。
これも、あまり日本のドラマにはないスタイルだと思います。
もちろん、日本でも映画ではよくつかわれる手法ですけどね。
ただ、テレビドラマであれだけ連発されるのは、やはり劇場型ゆえのことなのでしょう。
隣国なのにこれだけスタイルが違うというのも、なかなか面白いと思います。
また、この後出し展開については慣れてくると先が読めてしまって。
それはそれでまた、面白かったりしますね。
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いずれにしても、感情に直球勝負してくる韓流作品は快感です。
なるほど、これで多くの人たちが虜になってしまうワケですね。
やはり人間は、最後は感情で決まるのだなぁと、あらためてそう思うばかりです。
そんな韓流ドラマは、ハマりすぎると日々の生活に支障が出るほどです。
ヴィンチェンツオ全20話を観終えた今、劇場型の韓流はしばらくお休みですね。
そして、今度はすこし落ち着いた人情系のドラマを探して観てみるつもりです。