骨伝導イヤフォンを買いました。

AfterShokzの骨伝導イヤフォン、TITANIUMを購入しました。
8月に購入して、2ヶ月ほど使用してのレビューです。

ヤマダ電機のデモで、強烈に欲しくなりました。

地元のヤマダ電機で、骨伝導イヤフォンのデモ展示をしていました。
以前から興味のあった、骨伝導イヤフォン。
なんといっても、音楽を聴きながら外の音も聞けるというのが魅力的です。

たとえばこれなら、横目でTVのニュースをチェックしつつタブレットでYouTube鑑賞。
なおかつ、その状態で配偶者の呼びかけにも応じられるのですね。
ただ、値段もそこそこですし、実際の性能も不明だったので躊躇していたのでした。

そのような中での、ヤマダ電機のデモ展示。
さっそく耳にしてみると、まずはその圧倒的な音質に感激しました。
特に、重低音がすばらしいです。

かつ、音漏れなども皆無で、もちろん外の音も聞こえます。
これは素晴しいということで、即行で購入することにしました。

Amazonの中華製はアウトでした。

骨伝導イヤフォンについては、Amazonでリーズナブルな中華製が多数売られています。
骨伝導ならどれも同じだろうと、こちらの製品をポチりました。
ところが、これが大失敗でした。

結論からいうと、ただの音漏れするイヤフォンでした。
当然のことながら、これでは使い物になりません。
ラッキーなことに返品可能でしたので、即行で返品処理を行いました。

返品は無事に済みました。
しかし、その後しばらく、ストアから謎メールが送られてくるのには参りました。
そのメールには、骨伝導ではなく骨伝導的なのだと、意味不明なことが書かれていましたね。
そのストアからのメールは受信拒否ということにして、現在に至っています。

仕切り直して、本家を購入しました。

ということで、あらためて本家本元のイヤフォンを購入しました。
あらためてヤマダ電機に確認しに行くと、AfterShokzのTITANIUMというモデルでした。
TITANIUMは、モデルとしては廉価版で、お値段も9,000円弱です。

ということで、その場でヨドバシドットコムから購入しました。
なぜなら、ヨドバシにはTVを買ったときのポイントが、たくさん残っていたからです。
ヤマダ電機さん、ごめんなさい。

発注当日の夕方に仙台センターから発送、もちろん翌日には到着です。

息子も欲しいということで、2つを購入しました。
赤が私で、黒が息子です。

内容としては本体と取説、あとは充電用のケーブルと耳栓ですね。
耳栓を使うと、ド迫力の重低音サウンドになります。
でも、外の音が聞こえなくなるので本末転倒、私は使うことはありません。

使い方は、簡易マニュアル一枚ですぐに理解できました。
それでは、使ってみての感想です。

良い点いろいろ

外の音が聞こえます。

まぁ、なんといってもこれに尽きますね。
リビングで家族と会話しながら、TVを横目にYouTubeがみれます。
また、愛犬と散歩の途中、知り合いに会ってもそのまま会話ができますね。

話しかけられたときに、すぐに反応できるところが嬉しいです。
やはりこれは、普通のイヤフォンにはない骨伝導ならではの最大の特長だと思います。

ワイヤレスで使い勝手がとてもいいです。

これも当たり前といえば当たり前ですが、ワイヤレスは最高です。
私はよく、庭仕事やBike整備どきにスマホで音楽を聴くのですが。
このようなときの作業性は、このワイヤレス骨伝導で著しく向上しました。

Bluetooth5.0で、同時に2台の端末と接続できるのもナイスですね。
たとえば、タブレットでYouTubeをみている途中で、スマホの電話に出ることができます。
自動的に接続が切り替わるので、使い勝手バツグンですね。

ヘッドセットとして使えます。

このイヤフォンにはマイクが付いていますので、ヘッドセットにもなります。
そして、ヘッドセットとしての使い勝手がとてもいいのです。

現在、オンライン会議はすべて、この骨伝導イヤフォンで行っています。
ワイヤレスでかつ外の音が聞こえるという、骨伝導イヤフォンの特性を最大限に活かせるのが、このヘッドセットとしての使い方だと思います。

耳の中が蒸れません

これも、開放型の骨伝導ならでは特長ですね。
私は、普通のイヤフォンだと耳の中がかゆくなるのですが、そんなこととは無縁です。
音楽を聴きながら耳掃除もできて、超快適ですね。

気になる点いくつか

寝ころびながらは使えません。

たとえば、ベッドの中ではつかえません。
うつ伏せだったらなんとかです。
まぁ、これは構造上、仕方がない事ですね。

頭が痛くなるときがあります。

これも、孫悟空のリングのような構造に起因する問題です。
疲れているときなど、頭が痛くなったり肩が凝ったりします。

これについては体調による部分も大きいのですが、正直、一番残念な部分ですね。
でも、ある程度締め付けないと骨伝導にならない部分もありますし。
なんとも、悩ましいところです。

オートバイではつかえません。

半キャップのときにと思いましたが、風切り音でまったく聞こえません。
耳はふさがないので、法律上は問題ないハズですけどね。
ライディングどきは、ジェットヘルに組み込んだヘッドセットで楽しもうと思います。

バッテリーの持ちがちょっと短い。

連続で6時間です。
終日のオンライン会議となると、ちょっと厳しいですね。

持ち運びがちょっと

正直、かさばります。
バッグの隅っこに忍ばせてというワケにはいかないです。
なので、旅行などに持っていくのはちょっと難しいかもですね。

音質はそれなり。

ぶっちゃけ、期待してはいけないレベルです。
また、ちょっと装着がズレただけでも音質は激変します。
このあたりも、まぁ構造的に仕方のないところでしょうね。

もちろん、ながらで音楽を聴く分には、まったく問題ありません。
YouTubeの視聴なども、これで十分でしょう。
ただ、本気で音質を追求するのなら、別のギアを検討するべきです。

なお、ヘッドセットとしての音質もそれなりです。
先日、オンライン会議中にバッテリー切れで有線のヘッドセットに変更したら、相手から劇的に音声が良くなったと言われて閉口しました。

それにしても、ヤマダ電機のデモでは、とても素晴らしい音質だったのですが。
あのデモ機、いったいどんな仕掛けだったのでしょうね。

ということで、一長一短です。

以上が、2ヶ月近く使ってみての感想です。
ぶっちゃけ一長一短、プラマイゼロという感じですね。

やはり、一番の問題は締め付け感ですかね。
なので、リビングでくつろぎながらという雰囲気になかなかなれません。
逆に、仕事で気が張っているときは気にならない感じです。

ただ、息子の方は特に締め付け感などはないみたいなので。
この辺りは、体質や年齢の影響もあるかもしれないですね。

いずれにしても、外の音が聞こえるというコンセプトは素晴しいです。
この内容で9,000円弱なら、まぁまぁといったところでしょう。
今後は、あの締め付け感の低減に期待したいと思います。