その年、私たちはと海街チャチャチャ
その年、私たちはが終わって2週間、いまだ余韻を引きずる今日この頃ですが。
そんな折、海街チャチャチャとの面白い比較記事を目にしました。
両方を楽しく視聴した者としても、興味津々の内容です。
今回は、その辺りのことをつらつらと書いてみたいと思います。
いまだに、余韻を楽しんでいます。
韓国ドラマ、その年、私たちはが終わって二週間が経ちました。
ドラマは終わったモノの余韻冷めやらず、いまだあの世界観に浸っています。
ベストシーンを集めた動画も完成しました。
その再生時間は7時間45分、同じベスト集でも梨泰院クラスや青春の記録は3時間です。
あらためて、私にとっての本作は、無駄なシーンが皆無の超良作だったということですね。
そんな折、本作と海街チャチャチャとの面白い比較記事を目にしました。
両方を楽しく視聴した者としても、興味津々の内容でしたね。
その比較記事はこちら、韓国在住K-dramaライターMisaさんのブログ記事です。
現地韓国からのクールで的確な分析が、とても素敵ですね。
ちなみに、Misaさんは、あまり本作にはハマらなかったそうです。
どちらかというと海街チャチャチャの方が、記事をみても熱量高そうですね。
このあたり、私とは真逆だったりします。
それでは、Misaさんの記事なども参考に、両作品の違いについて考察したいと思います。
その年、私たちはと海街チャチャチャ
私も、海街チャチャチャは大変楽しく視聴しました。
ぶっちゃけ、ほんの気まぐれで観はじめた作品でしたが、サクッと完走できましたね。
期待値ゼロから楽しめたことを考えると、やはりよい作品だったのだと思います。
ただまぁ、その年、私たちはほどはハマりませんでした。
視聴も一回だけですし、ベストシーンを集めた動画も作っていません。
梨泰院クラスや青春の記録と比べても、作品に対する熱量は低いです。
そんな海街チャチャチャ、作品の作り自体は、その年ととても似ていると思います。
最初はいがみ合っていた男女が恋に落ちるという基本プロット。
中盤の10~11話で主人公二人の交際が始まり、ラブコメとしてはそこがピークアウト。
そこですこし落ちたテンションを、サブストーリで補うという構成も同じです。
違いといえば舞台ジャンルと、あとはメインストーリーの深さでしょうか。
Misaさんの記事によれば、韓国では現在、青春モノはあまりウケないのだそうです。
その年、私たちはの視聴率が10%に届かなかったのも、その辺りが要因のようですね。
メインストーリーの深さについては、正直、海街チャチャチャは浅くて軽いです。
ホン班長とヘジン、両人いろいろと抱えてはいますが、それほどシビアではありません。
終盤は、ヨングクとファジョンの復縁話がメインストーリーをを食っている感じでした。
それと比べると、その年、私たちは深くて重いですね。
特に、ウンの心理変化がちょっと複雑で、本気で観ていないとわかりづらい部分があります。
もちろん、めちゃくちゃハマっている私としては、その深くて複雑な部分がよいワケですが。
でも、私ほどハマっていない配偶者は、海街の方がよかったという感想です。
要は、海街はそれほど深く入り込まずとも、あの心地よい世界観を楽しめるのですね。
このあたりは、Misaさんの考察にかぶる部分でもあり面白く思います。
役者さんの魅力が大きいと思います。
Misaさんの記事によれば、その年、私たちははMZ世代をターゲットにした作品とのこと。
つまりはニッチな作品ということで、刺さる人には刺さるという考察でした。
とはいえ、MZ世代とは程遠い私がハマった理由は、これとは別のところにあるのでしょう。
結論からいうと、やはりここは役者さんの魅力ですね。
あるドラマや映画に狂ったようにハマる一番の原因は、結局そこにあるような気がします。
その年、私たちはでは、キム・ダミちゃんの魅力が遺憾なく発揮されていました。
彼女にとってラブコメは新天地とのことでしたが、キャラ自体は従来を踏襲しています。
たとえば、あの勝気で一途なヨンスのキャラは、梨泰院クラスのイソそのものですしね。
ツンデレをさせたら天下一品の彼女の特長が、とてもよく活かされていた配役だと思います。
また、ツイッターをみていても、ハマっている人のほとんどはウシクファンでした。
やはり、この役者さんの魅力を最大限に引き出すところがヒットのポイントなのでしょうね。
海街の人気は、ホン班長を演じたキム・ソンホによる部分も大きいかと思います。
やはり、ウシクさんよりかは一般ウケしそうな役者さんですしね。
ちなみに、私はヘジン役のシン・ミナが、ぶっちゃけあまりタイプではなくて。
そこが、ベスト動画を作るほどにハマらなかった一番の要因だと思っています。
推しの役者が期待のキャラをガッツリ演じてくれるのは、ファンとして最高に嬉しいところ。
そして、そのあたりをキチンと抑えてくるところが、韓国エンタメの強さなのでしょうね。
いずれにしても、私の中のその年余韻は、まだまだしばらく続きそうです。